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RESCYOU京都(レスキューきょうと)〜京都登山研究所〜

山の相談110番:090-9213-0709 自救力アップのための出張講習も行います

毎日新聞より 山岳事故のニュース

<女子大生登山隊>ヒマラヤ山脈のマンセイル峰に登頂成功
毎日新聞 9月30日 20時4分配信

 日本山岳会に入った連絡によると、女子大学生4人で編成した「ムスタン登山隊」は9月29日、ネパール北西部の秘境、旧ムスタン王国にあるヒマラヤ山脈の未踏峰・マンセイル峰(6242メートル)の登頂に成功した。

 登頂したのは、隊長の武蔵野大4年、井上由樹子さん(24)▽創価大4年、長谷川恵理さん(22)▽筑波大4年、中村真理子さん(22)と、アドバイザーの登山家、谷口けいさん(42)。隊員の弘前大3年、三島夏帆さん(21)は体調不良で登頂を断念した。

 井上さんは山岳会を通じ「難しいルートで苦労しましたが、皆様のおかげで登頂できました」とコメントした。【近藤浩之】
  1. 2014/09/30(火) 23:59:14|
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毎日新聞より 山岳事故のニュース

<御嶽山噴火>笑顔、情熱帰らない 通夜に仲間ら200人
毎日新聞 9月30日 23時8分配信
 御嶽山の噴火から4日目の30日、死亡が確認された登山者の遺族らは、沈痛の面持ちで「地獄の山」から戻ったひつぎと対面した。失われた明るい笑顔、仕事への熱い情熱の大きさに、仲間や同僚は言葉を失い「何もしてやれなかった」と悔やんだ。

 ◇愛されキャラに別れ 名古屋の会社員、浅井さん

 名古屋市中村区の会社員、浅井佑介さん(23)の通夜が30日夜、同区内の斎場で営まれた。「山にはちょくちょく行っているとは聞いていたけど。どうして」。同僚や友人たちは、浅井さんの若すぎる死を悼んだ。

 「死が受け止められない」。通夜の後、報道陣の取材に応じたいとこの会社員、後藤尚弘さん(40)は声を落とした。

 事故当日、浅井さんは高校時代の友人で登山仲間の2人と出かけた。御嶽山は小学校の時に家族と数回登ったことがある山だった。無料通信アプリ「LINE(ライン)」で母親に写真が送られてきたのは、27日午前10時ごろ。登山道で撮った写真だった。その約2時間後、山は噴火した。

 事故後、家族に警察から連絡があった。目撃者の話から、山頂の山小屋付近で噴石が右の肩の後ろに当たった。山小屋に逃げ込んだが、外傷性ショック死で息を引き取ったのだという。2人の友人の安否は今も不明だ。

 中学時代の親友で会社員の井川公輔さん(23)は「あいつが巻き込まれるなんて」と信じられない様子で話した。浅井さんは中学時代、ラグビー部で活躍。「体が大きかったから、後ろの席だと黒板が見えなかった」という。現在は名古屋市内のインターネット関連会社に勤め「愛されキャラで、周囲から頼りにされていた」(職場の同僚男性)という。今春には正社員になったばかりだった。

 「無職でまともな生活をしていなかった俺に、自分の職場に来いと言ってくれた」。別の会社を見つけたが、その心意気に、井川さんは今も感謝しているという。

 通夜には親族や友人、会社関係者など約200人が参列したという。高校時代の卒業アルバムの写真が遺影に掲げられた。【大野友嘉子、山本佳孝、三上剛輝】

 ◇同僚失い「力出ない」富士通テン

 御嶽山の噴火で社員2人が死亡した富士通グループの「富士通テン」は30日、神戸市兵庫区の本社で記者会見を開いた。上司や同僚ら3人が「2人を失ったのは大きな損失だ」と肩を落とした。

 死亡したのは、山上貴史さん(45)=1989年入社、神戸市=と関口泰弘さん(39)=98年入社、岐阜県中津川市。2人は、自動車の安全制御に関する開発に従事していた。

 山上さんと同じ職場の東昭宏さん(46)は「設計で難しい問題に行き当たっても行動力でうまく進めてくれた。先週も相談に乗ってくれた」と思い出を語った。上司の品川登起雄さん(44)も「業務に大きく貢献してくれた。亡くなったことが現実と思えない」と下を向き、唇をかんだ。

 関口さんは昨年7月から同社中津川テクノセンター(中津川市)に勤務。転勤前に同じ職場だった元上司の盛林敏之さん(56)は「研究熱心で、周りが心配するくらい集中して仕事をこなしていた。プロジェクトが一段落し、気晴らしに山に出かけたのだろう。ショックで気が抜け、力が出ない」と表情を曇らせた。

 同社では他に、管理職の男性1人の安否が分かっていない。【矢澤秀範】
  1. 2014/09/30(火) 23:58:07|
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毎日新聞より 山岳事故のニュース

<御嶽山噴火>命奪った大量の噴石 検視の医師が示唆
毎日新聞 9月30日 22時53分配信

 御嶽山の噴火で、搬送された心肺停止の登山者の検視に立ち会う長野県木曽医師会会長の奥原佐(たすく)医師(65)が30日、毎日新聞の取材に応じ、「今も山に残されている人たちの身元が早く分かるようにしたいが、火山活動で捜索が思うように進まないのがつらい」と語った。

 奥原さんは山頂から約30キロ離れた同県木祖村で診療所を営む。医師会に協力の依頼が入ったのは噴火翌日の28日朝。11ある診療所の医師全員が待機し、同日午後から木曽町にある旧上田小学校体育館に運び込まれた心肺停止状態の登山者の検視に交代で立ち会っている。

 30日までに死亡を確認したのは12人。医師は死因などを記した検案書を作る。奥原さんは「(死因は)噴石が直撃したことによる(外傷性の)ショック死がほとんどではないか」と説明する。火山ガスによる中毒症状は確認されていないという。下山した登山者らの証言のように、大量の噴石が命を奪った可能性がある。

 一様に登山者を覆う火山灰は県警の担当者たちがきれいに取り払っている。リュックサックなど所持品がない登山者の身元確認は難しく、1人あたり3時間近くかかる例もあった。8人が搬送された29日の作業は深夜にまで及んだ。

 奥原さんは、1979年に御嶽山が噴火した際、今回の噴火で災害対策医療の拠点となっている県立木曽病院に勤務していた。「前回はけが人も出なかった。ここまでの災害は初めてだ」と言う。

 開業医たちが待機する間はそれぞれの診療所の診察は止まる。この日、捜索は中断されたが奥原さんは診療の合間に体育館を訪れた。「地域の患者さんもいる。医師の数が少なく、長期化すると大変だが、可能な限り協力したい」【八田浩輔】
  1. 2014/09/30(火) 23:57:01|
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FNNより 山岳事故のニュース

御嶽山噴火 いまだ心肺停止の24人が山頂付近に
フジテレビ系(FNN) 9月30日 20時56分配信
長野県と岐阜県にまたがる御嶽山の噴火から4日がたったが、依然、心肺停止の24人が山頂付近に取り残されている。
30日の捜索は、火山活動が活発になっているとして、打ち切られた。
御嶽山の噴火では、これまでに登山者12人が死亡し、依然として、心肺停止の24人が、山頂付近や登山道などに取り残されている。
30日の捜索は、午前6時すぎから、警察や消防、自衛隊の850人態勢で再開されたが、火山性微動が活発になったことから、午前7時すぎに中断した。
自衛隊員は「火山性微動と火山性ガスの発生が高いので、この状況だと入れない。1日も早く、家族のもとに帰したいというのは、全隊員、消防・警察・自衛隊も含め、思うところです」と話した。
30日は、陸上自衛隊の大型ヘリコプターを使って、山頂に直接、救助隊員を運ぶ計画だったが、登山道から山頂付近を目指す地上からの捜索とともに、午後2時すぎ、全て打ち切られた。
気象庁は「噴火当日と同じような振れ幅になっているので、また同じように噴火する可能性がある」と話した。
長野県の災害対策本部は10月1日、捜索を再開する方向で準備を進めている。
  1. 2014/09/30(火) 23:55:57|
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弁護士ドットコムより 山岳事故のニュース

「御嶽山噴火」山頂に取り残された人々 「捜索・救出」の費用は個人が負担するのか?
弁護士ドットコム 9月30日 18時25分配信

御岳山には自衛隊が派遣され、捜索・救助活動が続けられている
長野・岐阜県境の御嶽山(おんたけさん)が突然、噴火した。紅葉シーズンの週末ということもあって、異変が起きた9月27日昼には多くの登山者が訪れていた。警察や消防、自衛隊らが捜索した結果、山頂付近で30人以上が心肺停止状態で見つかり、10人以上の死亡が確認されている。

まだ行方がわからない人たちもいると見込まれており、捜索・救助活動が続いている。一方、ネットでは、救助された人が捜索活動にかかった費用を請求されるのではないかと、心配する声が出ている。こうした疑問に対し、「当然、個人が支払います」と断言している人もいる。

これは本当だろうか。捜索・救助のためにかかる費用は、今回のようなケースでは莫大な額になると推定されるが、救助された人が個人的に支払わなければならないのだろうか。

●公的機関の救助活動は「税金」でまかなわれる

今回の噴火については、「災害救助法」という法律が、地元自治体に適用されたと発表されている。それによって、救助費用がまかなわれたりしないのだろうか。内閣府の防災担当の職員に聞いた。

「御嶽山の噴火では、多くの人が生命や身体に危害を受け、継続的な救助が必要となっています。そのため、長野県が、木曽郡の木曽町と王滝村に災害救助法を適用することを決めました。

これによって、被災者の救助にかかる費用の一部を、国と長野県が分担して負担することになります。具体的には、避難所の設置や、避難所で行われる応急処置、炊き出しの費用などがまかなわれることになります」(担当職員)

警察・消防・自衛隊などが行う捜索・救出活動の費用も、それでまかなわれる?

「いえ、警察や消防、自衛隊は、救助が業務に含まれますから、災害救助法は直接関係ありません。いずれにしても、救助費用は税金でまかなわれますので、救助された人が支払う必要はありません」(同職員)

今回の捜索や救助にかかった費用は、基本的に税金でまかなわれるため、救助された人が個人で支払う必要はないようだ。

●民間の救助費用は「保険」でカバーされるか?

一方、山にくわしい溝手康史弁護士は、「民間の山岳遭難対策協議会などに出動を要請した場合、費用を個人で支払う必要が出てきます」と指摘する。民間団体に救助を要請するというのは、たとえば、どういうシチュエーションだろうか。

「今回は公的機関からかなりの人数が動員されているようですが、一般的な捜索の場合、人手が十分でないことがあります。また、公的機関が、いつまでも生存者の捜索・救助活動をしてくれるわけではありません。捜索により多くの人手をかける場合や、長期間の捜索を行う場合には、民間に頼むことになります」

仮に民間の団体に頼んだ場合、どれぐらい捜索費用がかかるのだろうか。

「捜索員・救助員の日当は一人あたり3~5万円くらいといわれています。また、救助に民間のヘリコプターを使った場合は、一回につき数十万から数百万はかかります」

そうしたお金は、個人で負担することになる。もちろん命はお金にはかえられないが、かなりの負担になることは、間違いなさそうだ。そのときにカギになるのが、保険だ。

山でケガしたときのために傷害保険に入る人もいるだろうが、遭難したときの捜索・救出費用は、一般的な保険ではカバーしていない。そのような場合に備え、遭難救助の特約がついた「山岳保険」もあるという。ただ、保険会社に問い合わせると、今回の噴火のような特殊事態でも保険金が支払われるかどうかは、即答できないということだった。

現在、山頂付近は、自衛隊ですら近寄ることができないと伝えられている。このような状況下だと、一般人にできることは限られている。まずは、公的機関の捜索活動がうまくいくことを祈るべきだろう。



【取材協力弁護士】
溝手 康史(みぞて・やすふみ)弁護士
弁護士。日本山岳サーチ・アンド・レスキュー研究機構、国立登山研修所専門調査委員会、日本山岳文化学会、日本ヒマラヤ協会等に所属。著書に「登山の法律学」(東京新聞出版局)等。アクタシ峰(7016m)等に登頂。
事務所名:溝手康史法律事務所
事務所URL:http://www5a.biglobe.ne.jp/~mizote/
  1. 2014/09/30(火) 23:53:38|
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毎日新聞より 山岳事故のニュース

<御嶽山噴火>発生から3日 救出活動に火山ガスの壁
毎日新聞 9月30日 11時57分配信

 長野、岐阜県境にある御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)の噴火で、両県警や自衛隊などは30日から心肺停止状態で山頂付近などに残されている登山客らの救出活動を再開したが、火山活動が活発になる恐れから中止された。この日は午前11時52分で発生から3日。火山ガスなどの影響で捜索できていない場所もある中、災害時に生存率が急激に低下するとされる「72時間の壁」を迎えた。

【噴火の衝撃を物語る】御嶽神社の祭神像の首が無くなっていた

 両県警や自衛隊などはこの日、約850人態勢で午前6時ごろから入山を開始。同7時ごろには捜索隊を乗せた陸上自衛隊の大型輸送ヘリコプターも山頂に向け出発する予定だった。

 しかし、気象庁によると、29日午後7時20分から30日午前1時15分まで火山性微動の振れ幅が徐々に大きくなった。いったん収束しかけたものの午前6時12分ごろから噴火当日の27日夜と同程度の振れ幅に戻った。そのため、県警などは27日と同じレベルの噴火が起きる可能性があるとして、午前7時ごろ、地上部隊は8合目付近などで待機するとともに、ヘリの出発も見合わせた。

 火山性微動は体に感じない程度の揺れで、地下のガスや水などの流動に伴って発生すると考えられている。30日朝は火口からの噴煙も増加、8時50分現在で火口上約400メートルで東に流れている。同庁火山課は「昨夜から微動のブレ幅が大きくなっていることと噴煙の量は対応している。今後、大規模な噴火につながる前兆かどうか分からないが、27日と同規模の噴火は起きうるので引き続き警戒してほしい」と注意を呼びかけている。

 一方、今回の噴火で30日午前11時までに確認されたのは死者12人、心肺停止24人で、これまでの捜索は頂上付近と頂上に至る登山ルートが中心だった。頂上につながらない他のルートや、ルートから外れた場所は捜索できておらず、身動きできずに救出を待つ登山者がいる可能性がある。しかし、「72時間の壁」を迎え、捜索には噴火特有の障害も立ちはだかる。

 気象庁の発表によると、御嶽山から放出される火山ガスのうち、低濃度でも有害な二酸化硫黄の量は1日あたり300~700トンと推定。きつい刺激臭があり、ガスが青色を帯びるのが特徴だ。空気中の濃度が高まると、死亡に至ることもある。宇井忠英・北海道大名誉教授(火山地質学)によると、二酸化硫黄は高温の火山ガスに特徴的な成分で、量が増えればより大規模なマグマ噴火の可能性も出てくるという。

 気象条件も厳しく、山頂付近は日中でも約5度で、最低気温は氷点下になることもある。噴火した27日以降、雨は降っていないが、低体温症も懸念される、【稲垣衆史、千葉紀和、須田桃子、岡礼子】

 ◇厳しい生存の条件

 災害現場に取り残された被災者が発生から72時間を経過しても生き延びた例は過去にあるが、水分を取れたり寒さをしのげたりするなどの条件がそろわないと難しい。

 山で遭難するケースでは、防寒具や沢の水などで命をつなぐケースがある。今年5月に64歳の男性が奥秩父山系で遭難したケースでは、レインコートで寒さをしのぎながらタケノコや山菜を食べ、8日後に救助された。東日本大震災でも家に閉じ込められた住民が冷蔵庫の水や食料と毛布で飢えと寒さをしのぎ、9日後救出された。

 しかし、まだ行方不明者がいるとみられるのは、秋を迎えた御嶽山の山頂高度3000メートル付近。日本気象協会の推計値によると、ふもとの長野県木曽町では日中の気温は25度前後だが、高度3100メートルでは5~6度までしか上がらない。7合目の2150メートル付近まで運行する「御岳ロープウェイ」によると、山頂付近では、噴火後の数日は冷え込みが緩んでいるが、1週間ほど前に氷点下になり、氷が張ったという。

 御嶽山は途中までロープウエーや車を使って山頂に手軽に登れるため、登山客の多くは本格的な防寒装備がないとみられる。

 長野県山岳総合センターの杉田浩康所長(61)は「体温を奪う風から逃れる岩陰や洞穴があればいいが、御嶽山の山頂付近にはあまりない。ただ真冬と違って気温が氷点下十数度に下がるわけではないので、生存するには風をよけつつ、じっと動かないで体力の消耗を防ぎ、携行していた食料や水をとれていることが必要だ」と話す。【岡礼子、町田徳丈】
  1. 2014/09/30(火) 23:47:15|
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朝日新聞より 山岳事故のニュース

前を歩いた仲間、「死ぬな」叫び届かず 御嶽山噴火
朝日新聞デジタル 9月30日 8時14分配信

 突然の噴火が、山を愛する人たちの運命を引き裂いた。地獄絵のような光景を生きのびながらも、仲間を失った登山グループ。かつて五輪の聖火リレーで走者を務めた夫婦も巻き込まれた。「みんな無事でいてくれ」。親しい人たちの願いは、届かなかった。

 「信州の自然が大好きなのに、その信州で亡くなった。何と言っていいか分からない」

 29日未明に死亡が発表された無職横田和正さん(61)と一緒に御嶽山に登り、頂上付近から救助された長野県松本市の会社員鈴木康夫さん(57)は、病院のベッドで点滴を受けながらそう話した。肩の骨が折れ、松本市内の病院に入院している。

 鈴木さんによると、横田さんは自然保護ボランティアを務め、27日はボランティア仲間6人で御嶽山に登っていた。6人は一列になり、横田さんは、最後尾の鈴木さんの前にいた。山頂付近を剣ケ峰に向かって歩いていた時、突然、先頭の仲間が「なんだ!」と声を上げた。左側で灰色の噴煙がシューと音を立てて上がった。右側へ逃げたが、熱い空気が押し寄せ、噴石が体に当たった。

 「死ぬなよ!」。鈴木さんは、そう叫んだ気がするが、その後は覚えていない。気付くと王滝頂上山荘で横になっていた。助かった他の仲間によると、6人のうち横田さんら男性3人が動かなくなっていたという。
  1. 2014/09/30(火) 23:45:28|
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産経新聞より 山岳事故のニュース

御嶽山噴火なぜ被害拡大
産経新聞 9月30日 7時55分配信

 御嶽山の噴火は心肺停止・死亡と確認された登山者が計36人と、噴火災害としては平成3年の長崎県の雲仙・普賢岳以来の惨事となった。その多くは山頂部で発見されたというが、被害はなぜ、ここまで拡大したのか。

 ◆紅葉シーズンの土曜

 轟音(ごうおん)とともに激しく立ち上った噴煙について、気象庁は火口上約7千メートルに達したと推定した。一見、大規模な噴火だが、日本火山学会元会長の宇井忠英・北海道大名誉教授(火山地質学)は「空高く上がったのは、風に流されて上昇したから。火口から直接噴き上げたのは数百メートルぐらいとみられ、小規模な水蒸気爆発だ」という。

 今回の噴火規模は、御嶽山が有史以来初めて噴火した昭和54年10月の水蒸気爆発と同程度とみられるが、当時の噴火での死者の記録はない。

 「火砕流も多くが観光客がいない南側の谷に流れ落ちていた」と宇井氏。にもかかわらず多数の人的被害を出した要因は、「紅葉シーズンの土曜日、午前11時52分という噴火のタイミングと場所だった」という。

 多くの登山客は絶景を眺めながら昼食をとろうと山頂付近に集結しており、噴火はそのそばで起きた。

 ◆火山灰で呼吸困難か

 山頂に近い山小屋「二ノ池本館」の支配人(34)は噴火後、「ガンガンガン」と噴石が次々に降り注いでくる音を聞いた。「このままでは危ない」。館内にいた登山客らにヘルメットを配ったという。

 地下水が地中のマグマに熱せられて高圧の水蒸気となり、地上に噴出する水蒸気爆発。岩肌は大きく破壊され、四方八方に噴石が飛び出す。「軽トラック大の石が飛んできた」。山頂付近にいた山岳ガイドの女性(43)は、そう証言した。

 気象庁によると、火口から噴き出す岩や石は時速約720キロに達することがある。上空から頭に飛んでくれば致命傷となる。

 さらに大量の火山灰が登山客らを苦しめた。国立病院機構災害医療センター(東京都立川市)の小井土雄一救命救急センター長は「火山灰を吸い込み、呼吸困難を起こした人は多いのではないか。噴石に当たって身動きが取れず、火山灰に埋もれ窒息した人もいるかもしれない」とみる。一部の救助者は、高温の灰でのどをやけどしていた。

 捜索活動を阻んでいる有毒性の火山ガスも、山頂に取り残された登山客らの足を止めた可能性が高いが、火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣(としつぐ)会長は「火口近くでガスの濃度が測定できず、実態は分からない」という。

                   ◇

 長野県警は犠牲者の死因について、「事件性がなく、噴火の影響で死亡したことが明らか」として解剖などを実施せず、「災害死」と認定している。
  1. 2014/09/30(火) 23:44:30|
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産経新聞より 山岳事故のニュース

御嶽山噴火 山梨県内からも援助隊
産経新聞 9月30日 7時55分配信
 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山の噴火で、消防庁の要請を受け、県内からは甲府地区、峡北、南アルプス市、峡南、富士五湖、笛吹市の6消防本部から計43隊167人が「緊急消防援助隊」として29日までに現地へ出発し、救助活動や後方支援活動に順次、当たっている。

 噴火翌日の28日に活動した1次隊は5消防本部13隊52人で、29日に県内へ戻った。同日に現地で活動した2次隊は6消防本部15隊60人、30日に活動する3次隊は同55人。
  1. 2014/09/30(火) 23:43:37|
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産経新聞より 山岳事故のニュース

御嶽山噴火 皆、自然を愛していた 「笑顔もう見られない」
産経新聞 9月30日 7時55分配信

 ■「根っからの山好き」

 自衛隊員や警察官らが懸命の捜索活動を続ける中、依然として火口から白い煙を噴き上げる御嶽山(おんたけさん)。噴火から3日目の29日は、新たに5人が心肺停止状態で見つかり、死亡が確認された被害者の身元も次々と判明した。木々が色づき、いつもなら観光客でにぎわう麓には悲しみが広がった。有毒性の火山ガスなどにより捜索活動が思うように進まず、安否が分からない登山客らの家族は、祈るような思いで山を見つめた。

 御嶽山噴火で犠牲となったのは山好きの会社員や登山者のガイドを務めるなど皆、自然を愛する人たちだった。

 ◆温厚で家族思い

 長野県塩尻市の会社員、林卓司さん(54)は、温厚で家族思いだったという。

 「今回の思いがけない出来事で大変心を痛めております」

 身元判明から一夜明けた29日朝、林さんの自宅玄関には妻の署名が入った張り紙がされていた。勤め先の同僚らが慌ただしく出入りしたが、遺族は精神的に動揺している状態だという。

 関係者によると、今回の登山は夫婦一緒に登る予定だった。だが妻の体調がすぐれなかったため、林さんは「1人で行ってくる」と午前7時ごろに家を出たという。それが家族が見た最後の姿となった。

 今春には地元で就職した一人娘のために、林さんは引っ越しを手伝いに行っていたという。今の会社に出向になる前に勤めていた地方銀行で同期入行だった男性(55)は「言葉にはあまり出さなかったが、家族を思う気持ちは人一倍強かったのでは」と声を詰まらせた。

 銀行員時代には御嶽山の麓の長野県木曽町の支店で支店長を務め、地元商店街にも頻繁に顔を出したという。書店経営の女性(37)は「ニコニコした笑顔が印象的。あの笑顔はもう見られないんですね」。

 ◆16人グループで

 愛知県知立市の県立高校3年、伊藤琴美さん(18)は同県豊田市の小学5年女児(11)や男性会社員(60)ら16人のグループとともに日帰り登山で御嶽山を訪れ、噴火に巻き込まれていた。

 関係者によると、伊藤さんらは27日早朝に愛知県を出発。午前8時ごろに大滝口の登山道から入り、頂上付近で昼食を取った後、午後1時ごろから下山予定だった。

 伊藤さんと女児、男性会社員の3人は予定よりも早く山頂に到着していたとみられる。噴火後、他のメンバーは近くの神社に避難したが、そのときには伊藤さんと女児の姿は見えなくなっていたという。

 また、長野県松本市の無職、横田和正さん(61)は山登りを楽しむ一方、景観保護にも力を入れてきた。

 近くに住む友人の金井保志さん(67)によると、口数は少ないが、大好きな山の話になると冗舌になった。「美ケ原高原パークボランティアの会」に所属し、登山者のガイドをする一方、景観保護のための清掃登山も行っていた。金井さんは「根っからの山好きだった人が犠牲となり残念。これも運命だったのだろうか」と肩を落とした。
  1. 2014/09/30(火) 23:42:12|
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