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毎日新聞より 山のニュース

<火山>観測強化、予知連が緊急提言 「火山速報」創設へ
毎日新聞 11月28日 21時36分配信
 ◇常時観測に「八甲田山、十和田、弥陀ケ原」の3火山追加も

 戦後最悪の火山災害となった御嶽山(おんたけさん)(長野・岐阜県)の噴火を受け、火山噴火予知連絡会に設けられた「火山観測体制等に関する検討会」(座長・清水洋九州大教授)は28日、水蒸気噴火の前兆を捉えるため、全国の活火山で火口近傍の観測強化が必要だとする緊急提言を発表した。また「火山情報の提供に関する検討会」(座長・藤井敏嗣東京大名誉教授)も、噴火発生を迅速に登山者らに伝える火山速報(仮称)を創設するなどの提言を大筋でまとめた。内容を精査して29日に発表する。

 観測体制の検討会は、御嶽山であったような水蒸気噴火の前兆として、火口近くの狭い範囲でごくわずかな地盤変動などが生じることが明らかになってきたと指摘。水蒸気噴火が起き得る火山の火口近くに、山の膨らみを検知する傾斜計や、山の熱の変化を見る監視カメラなどを緊急整備することを求めた。また、気象庁が常時観測する47火山に、活動が活発になっている▽八甲田山(青森県)▽十和田(青森・秋田県)▽弥陀ケ原(みだがはら)(富山・長野県)の3火山を追加することも求めた。

 一方、情報提供の検討会の提言に盛り込まれた火山速報は、噴火発生を登山者らに迅速に伝えて命を守る行動を取ってもらう。御嶽山が5段階の噴火警戒レベルで最低の「1」(平常)で噴火したことを踏まえ、「平常」の表現の見直しも提言する。

 緊急提言は気象庁をはじめ関係省庁や自治体などに向けられたもの。今後、両検討会や、政府の中央防災会議に設けられた火山防災対策のワーキンググループで具体的な内容を詰め、年度内に最終報告書をまとめる方針。最終報告に向け、人材不足が深刻な火山研究者の育成策や、噴火だけでなく火山活動の急変を登山者らに速報する情報のあり方が議論される。【八田浩輔、奥山智己】

 ◇検討会の緊急提言骨子

【観測体制】

・水蒸気爆発の可能性がある火山の火口付近に監視カメラや傾斜計、地震計など観測機器を緊急整備

・御嶽山の再度の噴火に備え、観測体制を強化

・常時観測火山に3火山を追加

【情報提供】

・噴火発生を伝える火山速報(仮称)の創設

・情報伝達手段強化のため気象庁と地元自治体が連携

・火山情報を携帯端末の活用を意識した内容にし、具体的な伝達方法を事業者と調整
  1. 2014/11/29(土) 06:19:12|
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FNNより 山のニュース

各地で火山活動活発化 立山連峰地獄谷周辺でもガス噴出に懸念
フジテレビ系(FNN) 11月27日 20時39分配信
御嶽山の噴火から27日で2カ月。列島各地の火山で活動が活発化する動きが相次ぐ中、北アルプスの名所・立山連峰の地獄谷周辺では、火山ガスの噴出による影響の拡大が懸念されている。
戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火から27日で2カ月。
ふもとにある、長野・王滝村の献花台の前では、噴火が起きた時刻と同じ午前11時52分に黙とうがささげられた。
57人が死亡、6人が今も行方不明のままとなっている御嶽山。
噴火当時、火口近くにいた佐藤敏満さんは「周りの方々が、次々に石に当たって亡くなっていきましたので、本当に、何とも言えないです。自分は、生きながらえているので、大事に生きていこうかなと思います」と語った。
この噴火以降、列島各地で火山活動の活発化を示す事象が相次いでいる。
山形県と宮城県にまたがる蔵王山では、11月、2014年最大規模の火山性微動を観測した。
熊本県の阿蘇山でも、25日から小規模な噴火が続いている。
阿蘇中岳では26日、噴出した火山ガスが自然発火する火炎現象が見られた。
阿蘇中岳第1火口から、噴煙が高く上がり、風に流されて平野部の上空まで覆っているのが確認できた。
噴火は、27日も断続的に続いており、福岡管区気象台によると、午前中には、噴煙が阿蘇中岳の第1火口から、およそ1,500メートルの高さまで上がり、火口から1km以内の立ち入りが規制されている。
火山灰の影響で、ふもとの村では、中学生がマスクをして登校する姿が見られた。
南阿蘇村立長陽中学校の井 正文教頭は「アレルギーのある子は、事前に注意するように話をしている。健康には、十分気をつけていきたい」と語った。
大量の火山灰は、ハウス栽培の高原キャベツの葉っぱにも降りかかっていた。
農家は「ひどかったですね」と語った。
また、熊本空港では、上空に達した噴煙の影響で、熊本と東京を結ぶ便など、ほとんどの便で欠航が続いている。
熊本空港には、便の変更や払い戻しをしようとする人たちの長い行列ができた。
利用客は「大変です。運が悪かった」と語った。
一方、日本有数の絶景を誇る北アルプスの立山連峰でも、噴火活動の活発化への備えが求められている。
取材班が訪れたのは、標高3,000メートル級の山が連なる立山黒部アルペンルート。
雪に覆われた山肌を望む雄大な眺め。
国の特別天然記念物「ライチョウ」も生息するこの地は、年間およそ100万人の観光客が訪れる、日本有数の観光地となっている。
訪れた人は、「パウダースノーが、1年で一番に楽しめるので、ピーカンで最高だ思う」、「きのうは雪が降っていて、ガスがすごかったが、けさは天気がよくて、びっくりして」と語った。
取材班は、この観光地の見どころの1つである、地獄谷方面へ向かった。
地獄谷は、2012年6月以降、水蒸気や硫化水素などの火山ガスの噴出が活発化しており、一帯の遊歩道およそ2.5kmの一般利用が禁止されている。
気象庁の調査では、火山ガスが噴き出る噴気孔の一部が、2014年9月までのおよそ1年で拡大していることがわかった。
富山地方気象台の飯村慎一技術専門官は「(一部の)噴気孔の活動が活発化している。2013年から比べると、活動が活発化していた」と語った。
気象庁が、2013年10月と2014年9月にそれぞれ撮影した、地獄谷の画像を比べると、噴気孔の周囲が壁のように高くなっているのがわかる。
地獄谷の至るところからは、煙がモクモクと上がっている。
地獄谷には、有毒ガスが濃くなってきたということで、「有毒ガス危険 歩道・誘導表示以外立ち入り禁止」という看板が設置されていた。
山の谷間にあるため、硫化水素など有毒ガスがたまりやすい地獄谷。
1985年には、登山者1人が硫化水素による中毒で死亡する事故も起きている。
現在の観測レベルは、噴火の傾向が乱れないことを示す「平常」の状態が続いている地獄谷周辺。
観光への影響について、ホテル立山の牧野真治副支配人は「今のところ、これといった影響はないですが、火山ガスの噴出が活発化していることについては、お客様に、正確に情報を案内するように努めていきたいと思っています」と語った。
今後の噴火の可能性について富山地方気象台の飯村技術専門官は「一応、火山ですので、いつ噴火してもおかしくない。登山客が多いとか、そういう時には、大きな事故になるんじゃないかと。やっぱり、防災に関する、何があってもいいような形で、対応がとれる状況をつくるという形が必要になってくる」と語った。
噴火への備えが求められる日本列島。
御嶽山の噴火を受け、気象庁は地獄谷周辺の監視を24時間体制に格上げする方向で検討している。
  1. 2014/11/28(金) 06:27:06|
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読売新聞より 山のニュース

真砂岳雪崩1年 山小屋で鎮魂の祈り
2014年11月24日

 ◆オーナーの志鷹さんら 「営業続けて・・・」胸中複雑

 7人が死亡した立山連峰・真砂岳(2861メートル)の雪崩事故からちょうど1年となった23日、犠牲になったスキーヤーが宿泊していた現場近くの山小屋「雷鳥荘」では、従業員らが発生時刻に合わせ、黙とうをささげた。「また雪崩に巻き込まれる人がいるかもしれない」。今年も立山に向かうスキーヤーを見送りながら、オーナーの志鷹定義
したかさだよし
さん(66)は、山小屋を続けるべきか、悩み続けている。(森井智史)

 午前10時55分、標高約2370メートルにあり、真砂岳の斜面に向かうスキーヤーの拠点となる雷鳥荘の玄関前では、志鷹さんと従業員、宿泊客ら約20人が1分間、こうべを垂れた。「去年の事故を忘れないように、哀悼の意を表したい」と志鷹さんが呼びかけたものだ。

 犠牲者7人のうち、当時雷鳥荘に宿泊していたのは5人。志鷹さんは「10年前からグループで来てくれた顔なじみ。ショックだった」と振り返る。

 事故の前日、志鷹さんは5人のまとめ役だった本多茂樹さん(当時55歳)と玄関のカウンターで言葉を交わしたという。「『次はカナダで滑ってくるよ』と声をかけられ、『いいね』と返した」。話し好きだった本多さんとの何気ない会話が今も耳に残っている。

 今年9月頃には遺族の妹と名乗る女性が手みやげを持って雷鳥荘を訪れた。「お世話になりました」。感謝を伝えられたが、事故当日に送り出した側としては「複雑な心境になった」という。山小屋を運営して約40年。多くの遭難を目の当たりにした。「荷物を預かってください」と言って出かけたまま帰ってこなかった人もいた。志鷹さんは「亡くなられた方のことを考えると、山小屋を続けることがいいことなのだろうか」。スキーヤーらの憩いの場として「絶対に続けて」との根強い声を受け、営業を続けている。

 雷鳥荘は23日も、宿泊客約290人でほぼ満室だった。事故現場付近でスキーを楽しむ人は今も少なくない。志鷹さんは「悩ましいが、こうして山に携わっている以上、今は再発防止のためにできることをやりたい」と話す。玄関口では毎日、従業員の優しい言葉が響いている。「気をつけていってらっしゃい」
  1. 2014/11/25(火) 07:50:33|
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産経新聞より 山岳事故のニュース

群馬・妙義山付近で男性死亡 単独登山中に滑落か
2014.11.23 16:53

23日午前7時20分ごろ、群馬県安中市松井田町五料、妙義山の金洞山付近で、薬剤師、飯島航さん(29)=前橋市小相木町142の3=が倒れているのを捜索中の群馬県警ヘリが発見した。昼すぎに収容したが全身を強く打っており、死亡が確認された。

 現場は切り立った岩場で、安中署は飯島さんが1人で登山中に約150メートル下の沢に滑落したとみている。

 22日夜に飯島さんの妻から「日帰り登山に行った夫が帰宅しない」と通報があり、県警が捜索していた。
  1. 2014/11/25(火) 07:48:39|
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読売新聞より 山のニュース

雪崩事故1年 霜の層、風で表面近くに
2014年11月23日

 立山連峰・真砂まさご岳(2861メートル)で2013年、7人が死亡した雪崩事故は、山頂付近で積雪の表面近くにあったもろい霜の層にスキーヤーが乗ったことをきっかけに発生した可能性が高いことが、NPO法人日本雪崩ネットワーク(JAN、横浜市)の調査で分かった。山岳スキーについて、専門家は「滑って楽しいところは危ないところ」と指摘し、地形や気象状況などを慎重に読み、危険を避けるよう求めている。真砂岳の雪崩は23日で発生から1年――。

 JANが収集した目撃情報などによると、事故の直前、雪崩が発生した山頂付近の斜面には、男女2人の山岳スキーヤーがいた。男性が様子を確かめるように斜面を斜めに滑り、止まった直後、その付近から雪崩が始まったという。雪崩はその男性と近くにいた女性を巻き込んで流れ下り、深い谷状になった斜面では、安全地帯での休憩を終え、谷に一緒に入った5人のグループを巻き込んだという。

 問題の雪崩は、崩れた一帯の斜面の積雪の中に寒暖の差でできた弱い霜の層が崩れ、その上に乗った雪が流れ下る表層雪崩だったことが、JANの調査で分かっている。

 JANによると、弱い霜の層は、雪崩が始まった標高約2780メートルの地点では、表面から深さ約20センチの所にあった。場所によっては深さ約3メートルと、表面から影響を受けにくい深い場所にあった霜の層が、雪崩の発生地点で表面近くにまで出ていたことについて、JANは、斜面を吹き上がる風で雪が飛ばされたことが原因と分析している。雪崩の発生地点は複雑な地形で、風が斜面を横切ったり吹き上げたりと、積雪に濃淡が出来やすい場所だったという。

 立山連峰では、11月末の閉山を前に今連休も多くのスキーヤーが集まっている。

 現地に詳しい立山カルデラ砂防博物館(立山町)の飯田肇学芸課長(59)は「11月は真冬に比べ、寒暖の差があり、雪が不安定。新雪のある斜面は雪崩の起きやすい場所だと意識して欲しい」と話す。JANの出川あずさ理事長(53)は「雪崩の危険のある谷を集団で通る際は、人と人の間隔を広く取るなど地形に応じて被害を最小限に抑える行動を取ってほしい」と呼びかけている。

 ◆雪崩事故

 2013年11月23日午前10時55分頃、真砂岳の西側斜面で発生し、男女7人の山岳スキーヤーが死亡した大規模な雪崩。大量の雪が約600メートル流れ下った。
  1. 2014/11/25(火) 07:47:10|
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朝日新聞より 山岳事故のニュース

北アルプス滑落通報、県警「遭難はなし」 捜索打ち切り
朝日新聞デジタル 11月22日 16時56分配信
 22日午後2時45分ごろ、岐阜県高山市の北アルプスの西穂高岳独標(標高2750メートル)北側で山岳遭難のおそれがあると、山小屋の従業員から県警高山署に通報があった。署は2人以上が滑落した可能性もあるとみて県警ヘリで捜索したが、山上の新雪にも滑落の痕跡がないことなどから遭難はなかったと判断。午後5時に捜索を打ち切った。

 署によると、独標付近にいた登山者から山小屋に「『落ちないで』という女性のような叫び声が聞こえた後、滑落音がした。その後『大丈夫ですか』と大声で呼びかけたが、応答が一切ない」と連絡があったという。署はほかの登山者の話し声を聞き間違えた可能性があるとみている。
  1. 2014/11/25(火) 06:48:24|
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産経新聞より 山のニュース

登山計画書提出を義務化 長野県「安全条例」早期策定へ
産経新聞 11月22日 7時55分配信
 県は21日、部局長会議を開き、御嶽山噴火災害を受けて、復興支援▽火山防災対策▽山岳安全対策-の3つの柱からなる対応方針を決定した。57人が死亡、6人が行方不明となった今回の噴火では、不特定多数の登山者が集まる中での発生だったため、犠牲者や不明者の特定に時間がかかったことから、登山計画書の提出義務化を前提に検討し、登山ルールやマナーも明確化する「登山安全条例(仮称)」を早期に策定することを盛り込んだ。

 登山ブームで山岳事故が急増する中、登山届の提出義務化の動きは、御嶽山を挟んだ岐阜県側で12月に条例が施行される予定で先行している。一方、県は山岳関係者らで構成される県山岳遭難防止対策検討会で、登山ルールやマナーの徹底について検討。その提言を受けて阿部守一知事は今年3月、「登山計画書の提出について条例化も視野に検討したい」と述べていた。

 早ければ2月定例県議会での制定を目指す条例は、御嶽山などの火山に限らず、登山者が入山する広範な山岳が対象。これまでの検討会での議論をもとに、御嶽山噴火災害で浮かび上がった火山防災の視点を加え、登山者が守るべき安全登山のルール・マナーの明確化や、県の責務と施策、市町村などの役割なども盛り込む。

 一方、登山届義務化に伴う罰則規定について、阿部知事は21日、「罰則規定を付けることで、山岳の安全対策が事足りるとは思っていない」と述べ、否定的な考えを示した。

 対応方針はこのほか、噴火で地域経済に深刻な影響が出ている木曽町と王滝村に県が1億円ずつ計2億円を拠出することも盛り込んだ。両町村はこれを財源に災害復興基金を創設し、地域の実情に応じた弾力的な地域振興施策を展開する。

 火山対策をめぐっては、御嶽山と乗鞍岳について岐阜県と合同で火山防災協議会を設置することや、御嶽山火山研究所(仮称)の誘致など緊急に行う取り組みから中長期の取り組みまでを挙げている。
  1. 2014/11/25(火) 06:47:18|
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北日本新聞より 山のニュース

県警ヘリ「つるぎ」3代目デビュー 高性能、迅速救助に期待
北日本新聞 11月20日 14時46分配信

3代目つるぎの就航を記念し、テープカットする関係者=県警航空隊舎前
 県警ヘリ「つるぎ」の3代目の就航式が20日、富山空港内の県警航空隊舎で行われた。2代目に比べて搭乗定員が2倍、エンジン出力が約2・5倍になるなど高性能が図られ、関係者は山岳遭難などの現場でより迅速な救助活動に期待を寄せた。

 2代目までの小型機から中型機に変わり、搭乗定員は倍の16人。最高速度は260キロから310キロにアップし、富山空港から県境まで約10分で行くことができる。地上に映像を送信できるヘリコプターテレビシステムはデジタル化され画質が向上。赤外線カメラも新たに装備し、遭難者の体温検知による捜索も可能となる。狭い谷などでの救助活動の安全を図るため、ヘリ後方を映すバックカメラも搭載されている。

 式には県や県警などから約70人が出席した。櫻澤県警本部長は「基本性能だけでなく、飛行時の安全面でも最新鋭の装置が装備され、より一層の活躍が期待できる」と式辞。石井知事は「北陸新幹線開業で首都圏から県内各地に多くの人が訪れる。県民や観光客の安心安全の確保の大きな力になる」とあいさつし、高平公嗣県議会議長、高木繁雄県公安委員長が祝辞を述べた。県警航空隊補佐の小倉良久整備長が「山岳遭難や事件事故などに迅速に対応するため現場能力の向上に努めたい」と述べた。
  1. 2014/11/21(金) 06:39:53|
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北日本新聞より 山のニュース

スキーヤーの意識改革を 真砂岳7人死亡雪崩から1年
北日本新聞 11月20日 1時17分配信

雪崩事故を受け立山・室堂に新設された入山届の提出窓口=16日、立山町
■専門家 「雪の状態把握して」

 立山連峰・真砂(まさご)岳(2860メートル)で山スキーをしていた7人が死亡した雪崩事故は23日で発生から1年。県は積雪状況を毎日チェックし、注意喚起するなど再発防止に取り組んでいるが、地元の山岳関係者は「スキーヤーも意識改革が必要」と指摘する。

 現地を調査したNPO法人「日本雪崩ネットワーク」によると、昨年11月23日午前10時55分ごろ、真砂岳の西側斜面で、男性が稜線(りょうせん)から斜面を横切るように滑走した直後、表層雪崩が発生。幅約30メートル、長さ約600メートルにわたり崩落し、男性と近くにいた女性、斜面の下の方にいた5人の計7人が巻き込まれて死亡した。

 発生現場はケーブルカーやバスを組み合わせた立山・黒部アルペンルートの中心地・室堂(2450メートル)から歩いて3時間ほどの距離。他の山と比べて、アクセスが格段に容易なことから、雪が本格的に降り始める11月には、多くのスキーヤーが詰め掛ける。

 県は事故を受け、シーズン中は積雪状況を毎日チェックし、4段階で雪崩が発生する危険性を判定。指導員が入山者に伝えている。また、迅速な救助につなげるため、アルペンルートが運行している4、5、11月にはスキーヤーにも入山届の提出と電波で位置を知らせるビーコンの携帯を義務付けた。

 事故から1年近くとなる今月15日と16日、室堂は多くのスキーヤーでにぎわった。昨年の雪崩を目撃したという東京都の男性は「やっぱりパウダースノーの魅力は捨てきれない。最初からリスクがあるのは分かっているけど、少し慎重になったかな」と話した。一方、岐阜県多治見市から滑りに来た男性(33)は「ビーコンは持っている。でも、誰もが自分が死ぬなんて思ってないからね」と打ち明けた。

 日本雪崩ネットワークの出川あずさ理事長は「立山連峰は局所的な吹きだまりがあるなど、ベテランでも雪崩の予測は難しい」と指摘。県警山岳警備隊で12年の救助経験があり、現在、県自然保護課に出向している湯浅真寿さん(43)も「スキーヤーも自分で雪の状態を確認してほしい。自分に都合がいいように状況を解釈せず、冷静に判断するようにならない限り、事故はなくならない」と話している。
  1. 2014/11/21(金) 06:38:11|
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読売新聞より 山のニュース

冬山遭難事故備え訓練 天山で小城署と2消防署
2014年11月19日

山の斜面でけが人を救助する警察官や消防隊員

 冬山での遭難事故などに備え、小城署と小城、多久の各消防署などは18日、小城市などにまたがる天山で合同訓練を行った。

 訓練は、天山頂上への遊歩道から30歳代の男性2人が滑落し、けがをして動けなくなっているとの想定で行われ、約35人が参加した。

 先発隊の小城署員2人が遭難者の名前を大声で呼びながら捜索。発見すると、けがの程度を確認し、写真を撮るなどして現場の状況を報告した。現場に消防が到着すると、ソリや救助ロープを使って遭難者を遊歩道まで引き上げていた。

 県警によると、県内の山で警察に救助を求めた件数は昨年は3件5人(1人死亡)、今年は18日までで16件20人(行方不明者1人)と増えている。

 県警地域課は「一度登った山でも状況が変わっていることがある。地図などの装備を整えて登ってほしい」と注意を呼びかけている。
  1. 2014/11/20(木) 06:52:05|
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